greetingimg

ごあいさつ

humanimg

北野美術館の本館は、ここしばらく休館をいただき、皆様にはご迷惑をおかけいたしておりましたが、改装を施したうえ、開館50周年を迎える来春、オープン予定でございます。
北信濃の山塊に囲まれた善光寺平長野市の静かな郊外にある当美術館が開館したのは、昭和43年3月でございました。祖父・吉登と父・次登の長年にわたるコレクションを土台とするものであります。北野家では、かねがね、美術品は文化財であり、美術館を建設し広く公開することにより、信州の地域文化向上に資したいと念願しておりました。そこで美術館の設立、美術品の展示について河北倫明先生にご指南を仰いだ次第です。
当美術館の所蔵品は、日本画・洋画・彫刻・書跡・工芸品等多岐にわたります。特に日本画、洋画のなかには日本の近代絵画史上貴重で珍しい多くの作品があるほか、海外巨匠の作品収集とりわけ彫刻作品につきましても力を注いでおります。これら所蔵品を四季により入れ替え、明治から昭和への近代日本美術の姿と共に、泰西の名画と彫刻の秀作を鑑賞して頂いております。
周囲の山並みを考慮し砂岩を外壁に用いた当美術館の設計は、皇居新宮殿の基本設計をはじめ著名な作品を残されました文化功労者の吉村順三先生に拠るものであります。
エントランスまでの緩やかなスロープを登りきると、そこに作庭家として著名な重森三玲氏の設計になる枯山水、海景を構成した日本庭園が現れ静謐な佇まいをみせており、館内の随所よりその景観を望めます。
なお、当美術館には善光寺表参道に北野カルチュラルセンター、戸隠奥社近くに戸隠館と、異なる性格の二つの分館がございます。これらを含め、北野美術館は、今後も運営の一層の充実を図ることにより美術・文化の振興に貢献したいと、深く念願しております。

name

本館開館のご案内